2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

文化の高まるにしたがって、人間は迷信的になるものだ、ということを皆さんは理解されるであろうか。

文化の高まるにしたがって、人間は迷信的になるものだ、ということを皆さんは理解されるであろうか。角力トリのある人々は目に一丁字もないかも知れぬが、彼らは、否、すぐれた力士は高度の文化人である。なぜなら、角力の技術に通達し、技術によって時代に…

神保町(2)

僕は律義な方じゃないので日記に大ざっぱにでも一日の主な出来事を書いて、それを続けるというようなきっちりした書き方をしないので、これは偶然なのですがこないだも神保町に往ったその時のことがここに書かれていて、それは十月の頭くらいでした。 僕はお…

パチンコ花の慶次のラジオ

ふだんラジオは決まったの以外ほとんど聞かないし、聞くものはすごく聞き込むけど漫然とした聞き方はしないので、久しぶりにTBSラジオの「radiko」のページを開いたときに、「花の慶次」PRの為の番組が聞こえてきたときには、パチンコ業界の浸食力の強…

下見

今度面接受けるところの位置を確認しました。日差しがあるとはいえ寒さの鋭い昼過ぎ。家から自転車で七分。恐ろしく近いです。 「カラマーゾフの兄弟」と「罪と罰」と「未成年」を平行して読んでます。ヴェルシーロフだのソフィヤ・イワーノヴナだのタチヤナ…

新宿

新宿をブラブラと歩きました。なんとかホテルで、最近よく見かける木の枝に巻きつける型のイルミネーションがクリスマスに向けてかあって、それが夕陽の沈んだ直後のうっすらとオレンジが残る空を背景に輝いていて綺麗でした。

ミノタウルスの迷宮

こんにちは。Pです。 学生抜けたらなんていうか、こう、「勉強!」っていうことやらなくなるじゃないですか。漫然と、降ってくるアラレをかじるような知識はやってきますが、学生時代みたいに、「そんなに興味ないけど覚えなきゃいけないから覚える」みたい…

本当は切ない宮沢賢治の詩

前置き抜きで、ちょっと紹介だけしたいと思います。 著者生前未公刊の「詩ノート」の中で、唯一、寓話めいた、そして解説によると「唯一自伝的要素のない」一篇。 一〇七一 〔わたくしどもは〕 一九二七、六、一、わたくしどもは ちゃうど一年いっしょに暮し…

ハチの巣にしてやろうか

ベランダの自室と隣室のちょうど間のあたりにスズメバチの巣が出来た。 このベランダに通じる窓はめったに開けなくなって久しいので、せっかくの休みだから本の埃でも掃おうと窓を開けて顔を出したその真後ろに、頭一つ分のスズメバチの巣が出来ているのを見…

二ノ舞

こんばんは。最近昇り調子なのを維持したいPさんです。 ニコ生とかで、「俺タイピング早いよ」っていう人、コメントとかでよく見かけるんですけど、その度にこめかみが「ピクッ、ピクッ」ってなるんですけど、そこはがまん、がまん。 僕はもう、ああいったこ…

休日

みなさんこんにちは。休日、雨上がりで天気も良く、朝からランニングしたり、近所のロードレース大会を見かけたり、買い物を済ませたりで、なんとなくごきげんなPさんです。 いろいろあったので、一つ一つ書いていくことにします。 休日 本当は僕は休日もへ…

流星群

今日はしし座流星群が見れるなんて話でしたが、東京は曇りだし、他ツイッターのいろんな地域の人もことごとく曇りだっていって見れてないのは、なにかの策略なんですかね。 それとも、一番はじめに流れた流星に託された願いが、「他の奴に流星を見せないでく…

方言

こんにちは。今回は方言についてです。 柴崎友香は大阪の作家ですが、小説の中では「セリフは(仮にそれをいう人が大阪人だったら)関西弁で、地の文は標準語で」という決まりが一目で分かるほど峻厳に決まっています。 一人称でも、一人称の地の文が標準語…

王制はまだ残る

気紛れに永井荷風の「来青花」を読んでいた。永井荷風を読むときの僕のアクセントが今までその父親の方になかったから、題名を見ても、「来青」というのが父の漢学者としての「号」だったことすら気がつかなかった。はじめの方だけ読んでそれはあんまりだと…

今日おぼえた詩

村娘 畑を過ぎる鳥の影 青々ひかる山の稜雪菜の薹を手にくだき ひばりと川を聴きながら うつつにひととものがたる 春 陽が照って鳥が啼き あちこちの楢の林の、 けむるとき ぎちぎちと鳴る 汚ない掌を、 おれはこれからもつことになる 最近、なにかをしっか…

暗誦

前の更新から三日あいてしまいました。Pです。どうも。こんばんは。こんにちは。いやおはようございますだけど。 僕が2011年の11月11日の午前11時11分11秒になにをしていたのか、みなさん気になるところだと思いますが、狙ったとかじゃなくて、宮沢賢治の詩…

断腸亭日乗(2)

Pです。 今しがた「断膓亭日記巻之二大正七戊午年」、つまり年ごとに一巻としている永井荷風の「断腸亭日乗」の二巻目の入力を終えました。 一巻目は九月からはじまっているので、一年分まるまる揃っているのはこれが最初の巻です。 季節が冬、冬から春、そ…

楽しい日記

どうも。突然詳しくもないコンピューターの最新技術に噛みついて後悔してるPさんです。 こういう注目のされ方は、変な言い方ですが本意ではちょっとなく、個人的に実に心臓に悪いのですが前回の日記なんかよく見ると赤い字でユーザーとか付いててあまつさえ…

コメント

久しぶりの日記がちょっとグチですが許してください。Pです。 ツイッターのトレンドという、使用頻度が急上昇した単語が表示される機能があるのですが、そこに「動画のコメント」という語がありました。名前から予想されるとおりそれはニコ動に関連したニュ…

チェルフィッチュ考察

演劇で完全な口語を再現するには、いわゆる口癖とか、意味のない単語とか、間違って言った単語とか、そういうの全てを台本にいったん書いて、それを読ませる、とすれば、うまくいくように思える。 でもたぶんそれをやってみようとしてもうまくいかない。言い…

おちんちん

RT @HikaruIjuin: ラジオの生放送中は100%の力で真面目におちんちんとか言ってます。 RT @ikkisama0901: @HikaruIjuin 伊集院さんが100%マジメになる瞬間てどんな時ですか? ツイッターの見方ですけど、僕も見方とか、最近、といっても一年とか単位で言…

注射

(たしか)初めて受かったバイトの面接の帰りの電車に、「酒を注射するとヤベえよ」という会話をしている男共がいたのを思い出しました。 「彼女がさあ、オレンジジュース注射してたよ」 「それはないわ」 この街で働いていて大丈夫なのか? と思いました。