初夜勤

 初夜勤を終えた。付き(一番慣れてる人に随き従って教わること)だったこともあるだろうが、思ったより非人間的な仕事ではなかった。
 夜勤の「入り」(出社時間)は4:00だったけれども、その前までどうしても寝ていられなくて起きてしまった。待っている間に読んでいたベケットの「名づけえぬもの」は、僕が最近読んできた小説の中でも、群を抜いて頭に入ってきた。もし明日、一日中寝ているのでなく少しでも余裕があったなら、これを読んで暮らそうと思う。
 さんまの水煮とスミノフアイスがうまい。