牒々亭
フライング気味に「貸しスペース」の鍵が届いた。
月々7000円で借りる、たった1.6帖の、本の置き場にする予定の物置。
これでいて僕はこれが自分の金で部屋を借りる最初になるので、ここには何か名前を付けることにする。
名付けて「牒々亭(ちょうちょうてい)」。
牒々亭は本来23日から借りる予定だったんだけれども、今日フライング気味にその鍵が届いて同封された紙には「契約開始日に関わらずご利用下さい」とある。
んじゃあもう早速明日から、本棚として役に立ってもらうことにする。またとりあえず向こうでも本は積み上げるだけにして、そのうちそれを立体的に整理出来るような何物かを置くことにするかもしれない。
その際、出来合いの本棚とかじゃ入れるのも運ぶのも苦労するから、たとえば、一つ一つはユニットとしてあって、それを規則的に積み上げ組み上げると、好きな大きさの本棚になっている、というようなものだったら、便利だなあと思っている。そんなの、あるかな?
仕事ではこまごまとした苦労事が重なって、頭がくしゃくしゃする。それよりも腹立たしいのは、それほどのことを周りのスタッフは事もなげにさばいていくことだ。
荷風戦後日歴 第一:32/60
ノルマ−2。