ソステヌ

 新しい小説の計画を立てている。
 計画は、絵でいえば、絵の具があって、何かを塗りつける!!!!!!!!!
 といったほどの内容しか、計画していない。
 カオスに踏み込む。
 カッコつけてたり謎めかしたりするわけではなく、今までやってきたやり方の一端を、もう少し強調するという程度のことだ。
 可能な限り、「それである」性、ものの中に埋められたアイデンティティーみたいなものを持たせないで書くことが出来るか。
 本として、名を持たずにどこまで作れるか。
 視覚ではなく触覚による小説。
 等々、という計画である。