今日
休日には珍らしく、朝八時に起きた。今日は、延滞した図書があったために、そっちも片付けないといけない。急いでシャワーをあびて八時半に家を出る。松屋に入って「朝定食」を食べた。
ただの「朝定食」は、メインが卵と納豆(本当は「選べる小鉢」)、野菜、浅漬けのみなので、それでは寂しいと思って「ソーセージ朝定食」にした。卵が、目玉焼きになって、ソーセージが付いただけだけれども。
それから自転車でダッシュして、図書館へ本を返しに行った。
「明治の文学25 永井荷風・谷崎潤一郎」の方は、校正でまだ使うので、またその場で借りた。
いったん家に帰り、長い電車の車中、読む本をカバンに入れ直して、また出掛けた。
S・フロイト「モーセと一神教」ちくま学芸文庫
柴崎友香「虹色と幸運」筑摩書房
古井由吉「古井由吉自撰作品 一」河出書房新社
結局、「モーセと一神教」しか読まなかった。
出掛ける寸前に、路線検索で経路を調べるという徹底ぶりだけれども、鎌倉であったら、別段難しいことはなく、新宿か池袋からは「湘南新宿ライン」で一本でいける。
休みの日に睡眠をむさぼらない日など、ここ最近はなかったので、電車の中で寝たかったけれども、やっぱり長旅の行きの電車は神経が高ぶる。寝るのは諦めて、地下鉄赤塚から池袋までは、ラジオを聞いて過ごした。
爆笑問題「爆笑問題カーボーイ 9月4日放送分」TBSラジオ
爆笑問題も伊集院光も、けっこうな割合で野球の話をするので、そこだけ付いていけなくなる。
伊集院光の場合は、「この辺りで、野球が全く分からない人が飽きてくるから、ギャグを入れる」とか、ぜんぜん知らない人でもわかるような譬え話を入れてくれるからありがたいけど、田中裕二はそうはいかない。
家で調べた路線では、池袋で「待ち時間7分」となっていて、つまり乗り換え時間が7分しかなかった。JRの気の利いた路線みたいに、ホームを挟んで向かいにあるようならいざ知らず、副都心線の地中深いところから、地下1Fまでかけ上がり、それからさらに、今では「ECHIKA」とかいって有用スペース化してるけど、店があるにしろないにしろただ長いだけの廊下をひた走り、JRの改札をくぐって、行き慣れない「◯◯線」のいっぱいある駅構内を探し回り、「湘南新宿ライン」を見つけて並んだら、ちょうど車両が来た。
「湘南新宿ライン」とは名ばかりで、たいがい「池袋→新宿」間とかその辺の特急の代わりのようにして、都心部だけ使われているため、その辺りだけやたらと混む。座るどころかぎゅうぎゅうだったために、ここでも寝ることは叶わなかった。
(つづく)