ごんべん

 みなさんどうも初めまして、新生Pさんと申します。見るもの聞くもの初めてなので、ご鞭撻とか、よろしくお願いいたします。
 さてごんべん、というか「言」という形なんですが、これは、「辛」という、これは針の形を表しているのですが、その針が「口」に刺さった形なんですね。
 横棒四本が、もともと「辛」の形をしていたわけです。
 じゃあ何に針が刺さっていたかというと、口じゃないんですね。
 アナゴさんが涼しげな顔ですましていたら、「あrrrrれー、注射ばーりが刺さっていたよ」つまりあの分厚さゆえ痛みを感じなかった、などという光景とは、関係がないわけですね。
 あの「口」は耳口の口ではなく、象形文字の部品においては、祝詞という呪的なメッセージを書いた紙を入れるための器なんですね。
 じゃあ、そのアナゴさんの唇ならぬ器に針が刺さっていたとはどういうことかというと、誓いの印ですね。