あなたトーク

 二千本のサクラが鬼籍に落ちる夢を見た。肘は無事だった。歩くことがこんなに辛いとは思ったことがなかった。
 よく見れば、カレンダーは剥がしかけ、剥がされていない、六月の次には八月、うるう月だってことだ。小渕元人間がそのことを知らせてくれた。
 歩くことは、引き続き、信頼を舐めるほどに辛い、木場に寄れば別だが。木場には去年以来行っていない。もともと電子体には足がないからだ。
 最後に一言、何かあればどうぞ。