やすみ
今日も「牒々亭」に本を五冊詰め込んで来たけど、もういちいち書き記すのはやめにする。
今日もカリンバの練習と、読書と、ジムへ行く。
仕事では、なお業務と別にやっておかなければならないことが二つ残っている。まあ、その一つはダンスなんだけれども。
ダンスサークルは、「○○長」と付く人が半数いるので、ヒラの自分が迷惑をかけることは許されない。
読書……今日は古井由吉「妻隠(つまごみ)」と、トマス・ピンチョンの「スモール・レイン」(「スロー・ラーナー」所収)を読んだ。
「スモール・レイン」は、僕のイメージしていたいわゆるピンチョンとはだいぶ違った。それよりもずっと普通の小説に近い。
しかしつながりは生まれる。もちろんフォークナーと、若い人達がガヤガヤしている小説全般、保坂和志や大江健三郎と通じる。
軍隊のスカスカな感じは、小島信夫の「小銃」と「アメリカン・スクール」に通じる。
もちろん、後々のピンチョンのイメージがかけらもないわけではなく、その感じは阿部和重に通じる。というか、もし日本にいて、ピンチョンのやったようなことをやりたいとしたら、一番阿部和重のようになると思う。
表向きには。もっと深いところで青木淳悟と通じる。
この人達の小説は、とにかくガヤガヤしている。そこに出てくる人が、ではなく、そもそも小説を構成する単語が。
現実にはない、言葉の響きや意味のあいまいなつらなりが幾層にもなっている、そしてそれは全体の流れより優先される。
ということを突き詰めた、というかそれが全面に出てくるようにしむけるということを、はじめたのがピンチョンなのか。
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ジムへ行くのはこれでたぶん四回目。こないだは、やる気満々でいざ訪れたら「休館日」だったのでそのまま帰った。
今のところ、目立って「筋力が上がった!」って実感とか、見た目変ったところとかも、特にない。
腹も引っ込んでいない。
これから四連勤で、しばらく休めない。