自転車

 あーっ、今日が終わっちゃう!
 どうも、Pさん改め存在者です。存在者を存在者たらしめる存在、つまり実存と呼んでいただいでも構いません。
 だれしも、存在者、もしくは、存在者を存在者たらしめる存在であるのですから。
 さて、今日はずーーーっと自転車を飛ばしてました。これは、わりと僕の中では、久しぶりのことに属すのではないかな、と密かに思っています。
 ないしょですよ。久しぶりのことに、属するなんて、思っていることは。
 渋谷に本を返しに行ったのが、だいきぼな自転車の旅をした最後でした。あれは往復で三十キロだっけ? 六十キロだっけ? 僕実は距離の感覚とかてきとうです。
 その時、六月、入ったか、入らないかだったのに、妙に暑くて、うでやけどして、皮むけたんですよね。やけどじゃねえ。日焼けですけど。日焼けはやけどだ、なんていうから、連想して、つい打ってしまいましたけど。訂正するかわりに、解説つけましたけど。
 そのやけどである日焼けを、まだ七月も入ってないのに、してしまって、夏入ってねえのに! って思ったので、よく覚えています。
 自転車で走るの、楽しいです。リスナーの人に、自転車好きの方がいて、ロードランナーだかロードバイクだか、そんなん乗って、穴がタテに開いた、たて長の、本当に映画「エイリアン」のエイリアンの頭部にそっくりそのままの、ヘルメットかぶって、走るような人なんですが、僕はそんないいものではなく、さびの浮いた、ママチャリで、ばくそうします。
 それが楽しい。チェーンが一日に一回は外れる。楽しい。