すごいマス

 かろやかなポィンス
 ヌーベラ・バールのコンポジと、稍滑らず傾いたローケル、曾が詰り座し降て尚お忝うする。
 クーラーすると寒い。
 電子辞書の電池を交換すると、一旦電源がなくなるので、日付がリセットされる、と思いきや、「サッ」と差し替えた場合に、意外にも、日付がリセットはされなかった、逆に……
 現在時との誤差が、五分も開いていた!!!
 辞書の時間差をなくし、ところで、電子辞書の持つ時間とは?
 と、疑問が浮かんできた。
 味のついていない焼おにぎりは、寂しい。
 道端に転がるゲロのように生きていきます。

かろやかに

 夕暮れを見ることはなかった。幻覚にしろ悠然と表れにしろ、徒歩で至るように歩くことは難しい、マイペースでね。
 後ろの席の客が優先的にチャンネルを変えた。羨ましくもないが、放っておくと瀰漫しかねない、コンビニ本を読む手を置いて、ラー油に持ち替えた。
 視点が急に目まぐるしく変わって、テレビの前にはガラス戸があって手が届かない位置に置かれている。ブラウン管の中に、限界な量、埃が堆積している。
 虹を見るのは今だ。
 結局、見るものを見たらあとは帰るだけで、バリアフリーの筈のスロープを、わざわざ通って、ここまで来たということ、らしい。